学法福島高に2018年4月から、小型無人機ドローンの操縦や技術開発に取り組むドローン研究部が創設されました。
同校によりますと、ドローン研究を専門とする部活動は、県内でも数少ないといいます。学校側でもドローンの将来性に着目し、操縦法などが学べる選択科目を4月から新設しました。
県内では、高校や専門学校で、ドローンに関して授業で学ぶ取組みが広まっており、産業界や行政側から注目を集めています。
部の創設のために、3年生の6人が、今年1月から準備を行ってきました。4月の新入生向けオリエンテーションで部活動を紹介し、新入部員を加えて正式に発足しました。
部活動は、放課後から部員が体育館や空き教室で行います。今後は、部員がそれぞれ独自のドローンを作り、国内のレース大会へ出場することを目指しています。
部の顧問としては、数学と物理が担当の梶原忍教諭52歳が就いています。手製の電気自動車で省エネレースの全国大会優勝経験を持つエコラン研究部の副顧問も行っており、電気自動車で養った知見をドローンでも活かすことにしています。
同校では、教材ドローンに中国製とフランス製を計12機導入し、授業には福島市でドローン販売店を営む熊谷昭一さん60歳が特別講師を務めます。
今回の部活動と授業は、1月に亡くなった山森元昭前校長が、昨年2017年の会議で「様々な方面にドローンが利用されており、教育にも採り入れてみよう」と呼び掛けたのがきっかけでした。
今回は教職員らが、山森前校長の遺志を引き継ぐことになりました。
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