家庭用ゲーム機やスマホの中古流通など、リユース事業を行ってきたRECYCLE POINT TOKYOが、ドローン事業を本格化することが分かりました。
同社では2016年、世界シェアの70%以上を占める世界最大のドローンメーカーである中国のDJIと日本国内での販売代理店契約を締結し、ドローン事業に参入しました。
自社で運営するドローン専門販売サイトのトハセンストアで商品を販売しており、2017年7月にDJIの修理技能認定を取得しています。
同社は、中古の買い取り・販売とならび、保守修理事業にも進出しました。
新製品の発売により、既存ユーザーの買換え需要が発生し、中古品の下取りなども増加することから、全方位のサービスを整備することで事業拡大を目指すことにしています。
世界市場で圧倒的な占有率を誇るDJIのドローンですが、日本市場においては普及が遅れています。
DJI社製のドローンは法人向けが多くを占め、日本国内においても、測量、空撮、農薬散布などの分野では70%にも及んでいます。
RECYCLE POINT TOKYOでは、今後の普及が予想される農林業、建設やインフラ関連向けの市場を本格的に開拓することにしています。さらに同社は、DJI以外の製品に関しても取り扱いの拡大を計画中です。
同社では、こうした一連の事業強化策によって、2017年度に1億円規模だったドローン関連事業を、2018年度には2億円規模とする方針を発表しています。