冬の農地でデータを収集、収穫期に備えるサービスが運用中

更新日: 2018.05.14 公開日: 2018.04.13
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近年、畜産業にドローンを応用してモニタリングを行っている農家が増えており、大幅な作業の省力化や効率化に繋がっています。その中で、規格化されたアプリケーションを用いて、農地を測量するという「アグリボティックス・ファームレンズ」は、非常に新しい農地開発ツールです。

冬の季節は農業従事者にとって、準備の時期です。

冬の時間を有効活用すれば、植え付けや収穫の効率を大幅に向上させることができます。アグリボティックス・ファームレンズを使用すれば、冬の間に農地を測量し、どれだけの収穫量があるか、どれくらいの労力が必要かなどの貴重な情報が得られます。

最近では、ドローンを用いることによって、牛や羊などの家畜を監視し、細かな管理をすることができます。こういったドローンの用い方は過去にも何度かニュースメディアに取り上げられており、知名度は上がってきています。

一方、アグリボティックス・ファームレンズは、著名な農業研究団体である、フレンチマン・バレー・コープとの提携のもとに考案されたソフトウェアです。

従来の農業におけるドローン応用方法とは異なっており、ソフトウェアの目的は農業従事者の経営効率を最大限まで高めるというものです。

このアプリケーションは、生産者が最小限の労力で、最大の収穫量を得るのを助けるツールです。2月〜3月は、生産者にとって準備の時期ですが、この時期にドローンを用いた測量を行う事ができます。

アグリボティックス・ファームレンズを使用することによって、どの場所に重点的に除草剤を撒く必要があるかなどを的確に状況把握できます。農業のムダを省き、効率を高められるのです。

アグリボティックス・ファームレンズは、スマートフォンやタブレットで使用する事ができ、ドローンによって撮影された鳥瞰図をもとに分析を行います。赤外線センサーを通して農業用地を見ているかのように、農地のどの場所が集中的管理を必要としているかが、ひと目でわかります。

アプリケーションを開発した、アグリボティックスの副社長であるジェイソン・バートン氏は「アプリケーションを通して、生産者に、ドローンを利用した農業開発が有効であるということを知ってほしい。生産者が、農学を応用した技術を事業に取り入れることによって、効率を最大限にできるということを実証したい」と述べています。

技術が前進するにつれて、ドローンはますます手に入れやすくなっています。ドローンは実用的であるだけでなく、とても安価なデータ収集ツールなのです。

今後、農業とドローンがどのように融合されていくのか、注目が集まっています。