2018年3月1日、都内で「日本屋根ドローン協会」の設立発表会が行われました。
日本屋根ドローン協会は、ドローンを利用して屋根の点検を円滑に行えるように、屋根点検の危険性と要員不足の解消を目的として発足されたとのことです。
同協会は、屋根の点検補修を行うリフォーム業者、瓦業者など屋根作業の専門家、ドローンアプリケーション開発会社、大学、弁護士など、ドローン技術に関連する専門家が理事を担当している団体です。
多くの場合、屋根の点検では職人が屋根に登り、目視で補修が必要な部分がないか確認します。この際に命綱などを使用する慣習はなく、屋根からの転落事故が年間846件も起きているとのことです。
こうした危険性を解消するためにドローンを用います。ドローンを用いて屋根を点検することで、安全に点検が実施できます。作業時間もこれまでは2時間近くかかっていたものが、ドローンを利用することで、約10分で済むこともあるそうです。
協会では容易に操作が行えるアプリケーションを開発したり、包括的に飛行許可申請を行ったり、操縦訓練を行う施設を斡旋したりと、ドローン導入が初めての業者や職人でも安心して利用できるように活動する予定です。
ドローン操縦の免許や飛行資格などはありませんが、協会では10時間ほどの飛行訓練を受講してもらうことになるそうです。
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