日本コムシスとテラドローン レーザー搭載ドローンで太陽光発電所予定地の三次元測量を実施

更新日: 2018.05.14 公開日: 2018.04.04
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テラドローン株式会社は、日本コムシス株式会社と共に、太陽光発電所の開発予定地でレーザーを積み込んだドローンを利用する三次元測量を行ったと発表しました。

測量を行った場所は、勾配が急で森林が密集している地域のため、これまでの方法では森林の奥まで立ち入って詳しい現地調査を行い、そのうえで測量を行うために立木を伐採しなければなりませんでした。

そのため、多くの費用と長期の日程がかかり、建設計画を策定する際に大きな問題となっていました。

一方、今回実施したレーザーを積み込んだドローンを利用した三次元測量を行うことで、様々な位置から森林の内部にレーザー光を当てることにより、森林の伐採が不要となり、地形の測量が容易となりました。

これにより、数カ月が必要だった測量作業をたった2日間にまで削減することができ、測量に必要となる費用の20%削減が可能になったとのことです。

そのうえ、森林の奥への立入りを最小限に留めることができ、危険性の低減に関しても大きな効果がありました。

テラドローンと日本コムシスは、これからも建設現場での作業の効率向上と安全面の向上、工期の縮減をめざしています。

ユーザーに最新技術を導入した最適解を提供すると共に、より一層のサービス品質向上に努めることにしているとのことです。