米サンディエゴ州立大学が、ドローン開発のための研究所「ドローンラボ」を開設しました。ドローンラボは、学生の親たちによって構成されているアステカ諮問委員会の資金提供を受け、学生らと教員にドローンを支給しています。
ドローンラボでは、12種類の異なるドローンを利用して研究に役立てる事ができます。それぞれのドローンは機能が異なっており、多種多様な目的のために利用されます。
最近では大学と協力関係にあるドローンの研究所が増えており、その一例として挙げられるのが、ミシガン大学のドローン研究用複合施設です。
ドローンラボの目的は、学生のドローンに対する興味を深め、インターンシップなどを通して、実用的なスキルを身に着けさせるというものです。
現在、急成長しているドローン産業には無限の可能性があり、大学側は学生たちにドローンについての理解を深める機会を持って欲しいと考えています。
「研究所の狙いは、これまで想像さえしていなかったドローン技術を人々に発見してもらうことだ」と、ドローンラボのプログラムマネージャー兼サービス担当ディレクターであるラミーヌ・セッカ氏は話します。
ドローンラボでは、空撮技術などのドローンの基本的な知識を教えるだけではありません。ドローンを危険予測のために用いたり、人々を保護したり、犯罪防止や調査のために用いる方法を学ぶように奨励しています。
サンディエゴ州立大学に通っている2人の娘の親で、アステカ諮問委員会の役員である、テリー・パリジャー氏は、ドローンラボの開設に関して「ドローンラボは、サンディエゴ州立大学という最適な居場所を見つけたと思っている」と話しています。
テリー・パリジャー氏は自らもドローンに精通しており、独自のドローン技術開発会社を所有しています。
サンディエゴは、ドローンの研究所を開設する場所としては最適な地域です。サンディエゴにはドローン技術を必要とする企業が数十社あり、学生たちが活躍できる場所とチャンスが豊富にあります。
ドローン開発の拠点として、全国民から高く評価されていることも、今回ドローンラボの開設場所にサンディエゴ州立大学が選ばれた理由の1つです。
ドローン技術を普及させるためには、地域の人々の理解も不可欠です。ドローンラボが、学生や親たちを含む地域社会と積極的に関わることで、ドローン技術をすべての人にとって、より現実的なものにしたいと研究所は考えています。
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