飛騨市神岡町伏方のひだ流葉スキー場が、スキーのオフシーズンにドローンを自由に飛行させることができる「飛騨流葉ドローンパーク」を設けると発表しました。
2018年６月の開設を目指して、市が整備を行います。新年度の当初予算案に事業費として盛り込む方針です。
ドローンは速いペースで普及していますが、人口密集地域では許可がなければ飛ばすことができないなど、様々な制約があります。
市では、スキー場であればドローンを飛ばすのに充分な広さを確保可能なほか、起伏に富んでおり、安全面でも安心できると判断しました。
市によりますと、スキー場を使用するドローンパークとしては東海三県では初めてといいます。
同スキー場では、2017年10月に地元の有志が国内の有名なドローンのレーサーを招聘したイベントも開催しました。
市ではスキー場管理者などと合意しており、飛行場所はアルテア（長さ約540メートル）とベガ（同約620メートル）のふたつのゲレンデを予定しています。
飛行にあたっては高度150メートル未満とするなどの条件を付けるといいます。
今後、ドローンの飛行場や看板の設置などを行うことにしています。入場は無料で、協力金を募金する方法で運営することを検討中です。
オープン後にはドローンの体験会や各種イベントを開く予定で、その他にも市では、消防署にドローンを配置するとともに、橋梁の検査、測量への利用なども進めることにしています。
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