ドローンは増える一方の需要に対してパイロットが不足しています。パイロット養成校が行っている無料体験に参加してみたところ、ドローン事業の可能性に賭ける人たちがいました。
2018年1月下旬、ドローンスクールジャパンの福岡中央校ではドローンの体験学習が行われていました。操縦技術の証明を行っている一般社団法人ドローン操縦士協会の認定校で、機体の操縦方法や赤外線カメラの使い方などを学ぶことができます。
福岡中央校は屋根が付いた広さ約140平方メートル、高さは7メートルの練習飛行場があります。参加した記者は、「さっそく飛ばしましょう」と校舎長の本村敏弘さんに促されてリモコンを両手で握ります。
ドローンの操縦はリモコンの右側のスティックで左右と上下への移動、左側のスティックで前後への移動と旋回を行います。初心者ではこれを習得するのに苦労します。
最初の練習は空中で機体を停止させるホバリングです。スティックの操作で微調整することがコツのようです。
練習の結果、記者は意図する方向に動かせるようになりましたが、旋回が難しいとのことでした。前後左右へ移動する操作に苦労しながら、円飛行、四角飛行、着地まで一応できるようになったとのことです。
校舎長の本村さんのドローン経験は7カ月程度。IT関連の仕事をしていましたが、スキルを伸ばすために福岡東校でドローンを練習していて、前から考えていたドローン事業で校舎長と考えが一致し、在校中に福岡中央校の責任者に内定しました。
その後100万円以上の講習料が必要な講師の資格を取得し、今はドローンのカスタマイズを行う店舗を開く夢を持っています。
「空にあこがれがあった。離陸した瞬間に気持ち良さを感じた」。そう話すのは無料体験したシステム会社役員の男性です。社員に秘密でパイロットの技量を習得し、空撮の分野に進出したいと思っているそうです。
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