拡大し続けるドローン市場において、パイロット育成を目的としたドローンスクールが、デラウェア州に設立されました。
ドローンスクールのスタートアップ、ドローン・ワークフォース・ソリューションズの創設者であるニックス氏は、アメリカ労働局から助成金を受けて、パイロット教育に取り組んでいます。2017年12月には12人のドローンパイロットが、このスクールを卒業しました。
2016年の報告によると、ドローンを使用したビジネスサービスは1,270億ドルになると予想されています。今後はドローンの売上高だけでも、2021年までに120億ドルになる見込みです。
そのため、ドローンスクールなどの教育ビジネスをターゲットとしたドローン・ワークフォース・ソリューションズのような企業が、現在増えています。
ドローン・ワークフォース・ソリューションズで、生徒たちは10週間の教育プログラムを受けます。
全体のカリキュラムは、合計70時間で、この中には実地訓練14時間と、約10時間の画像データ編集コースが含まれています。また、FAA(連邦航空局)が定めるドローンに関する細かな規則についても学べます。
学費は5,000〜6,000ドルです。また、学生は1,500ドルで最高品質のドローンを購入し、ドローンを所有したうえで学ぶことができます。
ドローン・ワークフォース・ソリューションズはダイバーシティを重視しており、さまざまな背景の人がスクールで教育を受けます。
受講生の1人であるクルーズ氏は、もともと小売業界でGoogle製品の使用サポートをしていましたが、ドローンスクールでの教育を受けた後、ライセンスを取得しました。
クルーズ氏は、「ドローンを動かすこと自体は簡単だが、ドローンの操作には、離着陸させる以外の複雑な操作が含まれる。ドローンパイロットには忍耐が必要だと感じた。安全に関してもさまざまな事を学ばなければならない」と述べました。
ドローン・ワークフォース・ソリューションズの創設者であるニックス氏は現在、オンラインでやり取りができるグローバル人材データベースの構築を考えています。同氏はこのビジネスにより、250万ドルほどの収益が得られると考えています。
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