2018年1月28日、国土交通省関東地方整備局の利根川水系砂防事務所は、天候不順により実施を延期していたドローンを利用した草津白根山の火口調査を行いました。
ドローンは午前9時頃、本白根山の噴火口などの撮影を目的として草津国際スキー場山麓駅の近くから飛び立ちました。
しかし、1回目の飛行ではドローンの高度150メートル以内での飛行という飛行高度制限に抵触したため、噴火口まで上昇することができずに調査を断念しました。
その後、さらに標高が高い青葉山ゲレンデまで移動したうえで、2回目、3回目の飛行を試みましたが、残念ながら噴火口を目視で確認できる地点まで到達することができませんでした。
3回目の飛行では何らかのトラブルの発生により、ドローンが元の場所に戻ってくることはなく、行方不明となってしまい、これ以降の調査は中止となりました。
利根川水系砂防事務所は1回目と2回目の飛行で撮影に成功した画像を、早ければ同1月29日に事務所のホームページなどで公開することにしています。
また画像は、同時に草津町や気象庁などにも提供されることになっています。