三菱電機は、米国ネバダ州ラスベガスで開催された「CES 2018」で、車載向けの各種技術を展示しました。
「Make the move to mobility」をテーマにする三菱電機のブースでは、スマートモビリティ時代に向けて安心で安全かつ快適なクルマ社会を実現する技術の展示などを展開しました。
同社ブースで注目を集めたのは、2017年10月の東京モーターショー2017においても展示された次世代運転支援技術を備えたコンセプトカー「EMIRAI4(イーミライフォー)」です。
米国においては今回が初公開ということで、同社のブースにはEMIRAI4に乗車して体験する来場者が数多く集まりました。
CES 2018での展示では、高い精度で位置を特定することより、事故が起きた時や渋滞が発生した時にも、スムーズに走ることのできるレーンを実時間で提示する機能や、歩行者の飛び出しを発見して車を停止させる機能を紹介していました。
また今後の機能として、渋滞した時に車からピザの配達を指示することができ、車の位置を特定してドローンがピザを運搬するという興味深いコンセプトも発表していました。
同社では、ドローンによるピザ配達など様々な構想を実現するために、幅広い事業者との間で連携を進めていく方針です。
様々なものが変わりつつある中で、着実な変化の一歩を踏み出すためにも、一刻も早い実用化が待たれるところです。