中国のインターネット通販サービス大手である京東商城 JD.comは、中国南西部で185か所のドローン専用飛行場を建設し、地方都市でのサービス向上を予定しています。
ドローン専用飛行場の建設は、地元テック企業による中国の農村部における新たな投資の一環として行われています。
JD.comがドローン専用飛行場を計画している地域の市場規模は、アメリカの2倍となっています。
今年の前半にJD.comは建設予定のドローン専用飛行場の数を150と発表していましたが、 最近の人民日報の報道によれば、北京で開かれたワールド・インターネット・カンファレンスにおいて、同社はその数を増加させる予定であることを表明しました。
四川省向けまたは四川省発の物資の運送を担うことになるこうした飛行場は、これから3年以内を目途に建設される予定です。
JD.comはすでにふたつの地域で多数のドローンを使用しているといいます。
予定されている新たなドローン専用飛行場を建設することにより、JD.comは四川省で採れた農産物を、中国全土のどこへでも24時間以内に輸送することを計画しており、その輸送費用の最大70%を削減することができる見込みだとしています。