もしもに備えドローン導入 北海道士幌町職員が研修

更新日: 2018.05.10 公開日: 2018.01.28
img

北海道士幌町ではドローンを1機購入し、2017年12月15日に職員を対象に研修会を開催しました。

同町内では2016年の台風で橋が流されたり畑が冠水したりするなどの被害があり、災害が発生した際に被害状況を迅速に把握するために活用するとしています。

導入したのはDJI社製の「インスパイア2」です。購入費用は150万円で、同日に配置されました。災害状況の調査のほかに、様々なイベントでも利用するとのことです。

研修会には関係する総務企画課、産業振興課、建設課、教育委員会、消防から6人が参加しました。

研修では午前に座学を行い、午後から町営の総合研修センターでドローンの始動や送信機の扱い方などの基本的な操作を学びました。

複数置かれた標識の上で空中停止する練習では、標識と機体の位置が離れがちになり、距離の感覚を習得するのに苦慮していました。

8の字飛行などの基本的な操作も練習しました。その後で農村運動公園に移動し、屋外での操作の感触を習得しました。

研修に参加した総務企画課防災担当の岩崎天さんは「割と簡単だった。練習にはげんで、実際の場で生かしたい」と話しています。

同課の河田玲志主査は「記念動画の製作などにも使用したい」と抱負を語りました。

6人は今後、約10時間の飛行訓練を重ね、2018年2月までに航空局の飛行許可の取得を目指すことにしています。

====

最短2日で取得!業界プロによる実践的なレッスンにより効率的な資格取得が可能です。

レッスンの受講が可能なお近くの国内ドローンスクールを「DroneSchool.net」でさがそう!

====