東京都あきる野市は2017年11月19日、御堂市立中学校においてドローンを使用した救助、救出の訓練を実施しました。
株式会社スカイシーカーの操縦士が市職員を補助し、訓練メニューを一般社団法人のドローン安全推進協議会が作成しています。
市の総合防災訓練では、御堂中学校の校庭が主会場となり、ドローン安全推進協議会とスカイシーカーが協力して、ドローンを使用した取り残された人の発見などを目的とした訓練を実施しました。
多摩地区直下で震度6強の地震が起きたという想定で、あきる野市建設防災協力会とあきる野市職員が、2台のドローンを飛行させて、校舎の中に取り残された人がいないか探索しました。
ドローンは操縦をあきる野市職員が行い、スカイシーカーの操縦士が補助しながら、校舎の上を飛んで全体の状況を把握しました。
建設防災協力会のドローンは、校舎の1階の模様を撮りながら、取り残された人がいないか探索し、取り残された人がいると想定された4階まで移動させると、映像で発見を確認し、119番に通報までを完了しています。
主会場となった校庭には、防災関連の資料や機器などを展示するテントが並び、スカイシーカーはDJI製のドローンを展示していました。
会場には、スカイシーカーの佐々木政聡社長も足を運び、ドローンに関心を持つ市民に対して丁寧に説明を行っていました
あきる野市では、昨年以降ドローンを3台導入し、今年の訓練時に市職員が操縦を担当するなど、防災でのドローンの利用を意欲的に進めています。
すでに複数の市職員がスカイシーカーの研修を受講し、基本的な知識や操縦方法を学習しており、今後もドローンの積極的な活用に取り組んでいくことを計画しています。
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