小型無人航空機「ドローン」の操縦技術などを学習する「ドローンスクールジャパン茨城水戸校」が2017年11月21日、水戸市酒門町に開校し、関係各方面の約150人が出席しました。

同スクールはドローンの操縦資格の認定を行っているドローン操縦士協会 DPAから認定された学校で、今回の開校により全国で27校目、県内では土浦市にある茨城土浦校に次いで２校目となります。

大井川和彦茨城県知事は開校式典の挨拶で「ドローンは空の産業革命といわれており、県としても特別区域の申請を考えて話し合いを行っている」と述べました。

同スクールには広さ約330平方メートル、高さ約７メートルの屋内飛行練習棟が設けられており、講師の指導で操縦技術や運航に必要とされる知識を学習することができます。

主な受講コースとして、基礎的な技術を学習する「フライトコース」と、産業用ドローンの操縦に必要とされる技能やドローンを用いた赤外線による検査方法などを学習する「ビジネスコース」があります。その他に気軽に操縦を楽しむ30分の体験コースも設けられています。

同スクールの宮本和男校長は開校式典の後で、記者団に対して、「今後、県や市町村と協定を結び、災害発生時にドローンや操縦士を派遣するなど、社会貢献を行っていきたい」と述べました。

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