千葉市は、ドローンの飛行場を市内3か所に開設し、2017年12月から無料で貸し出すと発表しました。ドローンの技術開発を促進できる環境を整備することでドローン関連企業を呼び込むほか、農業や建設業などに利用することを目指しています。
千葉市が開設する飛行場は、大和田調整池の一部、大高調整池の一部、農政センターの一部の区域です。いずれも市の所有地で、周囲に民家が少なく、安全であることから選ばれているとのことでした。
大和田と大高の調整池では、ドローン飛行のテストと測量が可能となっています。また、農政センターでは農作物の生育状況の確認や有害動物の排除、種の散布など、農業用ドローンのテストが行えるとしています。
ドローンの飛行場は、市内企業または市内に設立を検討できる市外企業が利用対象で、個人は対象外となっています。2017年11月下旬から市のウェブサイトに利用条件やルールを掲載する予定です。
千葉市は2016年に国家戦略特区の指定を受け、ドローンの利用方法を検討するための「千葉市ドローン宅配等分科会」を市と民間事業者で設置しました。ドローンを使用した宅配の導入に向けて、2017年4月に幕張新都心、11月に稲毛海浜公園でテストを行いました。
千葉市の熊谷俊人市長は「多様なドローンの活用についていろいろ実証実験できるようにしたい。関連産業が成長してくれれば」と期待を寄せています。
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