楽天とローソンの共同、南相馬でドローンによる配達実験

更新日: 2018.05.10 公開日: 2017.11.03
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楽天とローソンは10月6日、福島県南相馬市でドローンによる配達実験を共同で行うと発表されました。

移動販売車に積み込むことのできない温かい商品を、注文に応じてドローンを利用して輸送するという内容になっています。

同サービスを始めるのは、ローソン南相馬小高店。週に2回の移動販売車による移動販売のうちの1回で、ドローンを使用します。「からあげクン」などのフライドフーズといった温かい商品の注文を受けると、店舗からドローンを使って現地に商品が輸送されます。

今回は、半年間の試験運用を通して今後の計画を模索する方針のようです。

もしもこの計画が実現すれば、今までは移動販売することのできなかったフライドフーズなどの温かい食品を、約7分で現地に配達することができるようになります。

ドローンを利用した配達は、人員、コストの削減や、柔軟な配達への対応、高速化などの点から、期待が高まっています。

日本ではまだドローンに対する規制の厳しさから、実現に踏み出せない企業が多くあるため、この実験を機会にドローンの普及が広がることが望まれます。