佐賀県鳥栖市に本社を置くドローン検定協会株式会社は、平成29年11月19日に開催される第14回無人航空従事者試験(通称:ドローン検定)を、全国47都道府県にて一斉に実施することを決定しました。
日本全国で一斉にドローンの操縦方法や知識・経験を得られるドローン検定が開催されるのは、今回が初めての試みです。
ドローン検定協会株式会社は、国土交通省の定める改正航空法の周知徹底・無人航空機(ドローン、ラジコン機)の飛行ルール啓蒙活動を行っており、無人航空従事者試験(通称:ドローン検定)を主催しています。
先ごろ行われた官民共同の会議では、ドローン活用のロードマップが定められ、企業や個人でドローン利用が安全に行われることを目的に、国土交通省および民間団体による啓蒙活動の必要性を発表しています。
ドローン検定は、ドローン業界の認定者数第一位の検定で、すでに1万人以上が同検定を受験し、「ドローン操縦者の育成と正しい知識の普及」を目的として、試験を実地し続けてきました。
これらのドローン検定は民間資格ではあるものの、これまでの実績から検定合格者に対して一定の評価が与えられていて、さまざまな企業・団体・学校などで採用されています。
関東の都心を中心に集中的にドローン検定は行われてきましたが、全国で統一的にドローンに関する検定が行われるのは今回が初めてであるため、ドローン検定の普及に大きな期待を集めています。