株式会社ACSLは、新型産業用ドローン「PF2-AE(Advanced Edition)」シリーズとして開発した「PF2-AE Delivery」「PF2-AE Inspection」「PF2-AE Disaster Relief・Patrol」を8月より受注開始すると発表しました。
従来の同社製産業用ドローン「ACSL-PF2」をさらに使いやすく、セキュアにカスタマイズしたとのことです。
「PF2-AE Delivery」は、LTE通信標準を搭載した物流用途に特化した機体です。
内容物重量1.5kgの搬送が可能な他、LTE通信を用いた映像伝送とテレメトリー伝送により見通しの悪い場所でも通信を確保のうえ、目視外飛行が可能となっています。
「PF2-AE Inspection」は、可視カメラ・赤外線カメラ・ズーム機能搭載の可視カメラなど4種類のカメラを搭載できるインフラ点検用の機体です。
水平方向360°の衝突回避機能を備えており、飛行中の安全性がより高い仕様になっています。
「PF2-AE Disaster Relief・Patrol」は災害や警備用途に特化しており、LTE通信による目視外飛行にも対応しています。
PF2-AE Inspectionと同じく4種類のカメラが搭載可能な他、同一ジンバルでカメラを交換できるため用途に応じて簡単に付け替えが可能です。
今回新たに開発された3機については、8月2日と8月16日に開催されるオンライン説明会にて詳しく紹介されるとのことです。