名鉄とPRODRONE、ドローンを活用した地域課題解決に向けて業務提携契約を締結

更新日: 2022.08.28 公開日: 2022.08.28
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名古屋鉄道株式会社(以下、名古屋鉄道)と株式会社プロドローン(以下、PRODRONE)は、安心・安全の「空のインフラ」を構築して社会に貢献することを目的に業務提携契約を締結しました。

業務提携の概要として、PRODRONEが開発・清算する産業用ドローンや関連システムについての講習プログラムを共同開発し、名鉄ドローンアカデミーが講習を実施するといいます。

また、ドローンを活用した物流・点検などのサービスや機体整備に関するサービスを共同企画・開発し、名古屋鉄道のサポートによるサービス展開を目指すとのことです。

名古屋鉄道はグループ中期経営計画の重点テーマである「今後成長が見込まれる分野の収益力強化による収益構成の見直し」の一環として、「ドローン・空間情報事業への取組み」を推進しながらドローンスクール事業を展開してきた背景があります。

地域ネットワークを活用しながら、地域課題解決につなげるドローンサービスの事業化に向けた取り組みを行うとしています。

一方、PRODRONEは災害・監視・物流などに活用される多種多様なドローンを開発・製造する産業用ドローンメーカーです。

代表的なドローンとしては、最大ペイロード30kgで量産を開始しているマルチコプターPD6B-Type3や、対候性に優れ2時間飛行も可能なヘリコプター型ドローン「PDH-GS120」などがあります。

両社は同じ愛知県に拠点を構える企業として、これまでもドローンを活用した実証実験などにおける協業実績を多く重ねてきました。

今回新たに業務提携を締結することで、双方が蓄積してきたノウハウを最大限に活かし、ドローンを通して地域貢献をさらに推進していきたいとしています。