ドローンネット、業界初のSKYFIGHT UAS LEVEL2自動付帯施設賠償責任保険スタート

更新日: 2022.06.14 公開日: 2022.06.14
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ドローン関連コンテンツの企画・開発・運営を手掛ける株式会社ドローンネットは、ドローン技能認定資格「SKYFIGHT UAS LEVEL2」取得者全員に施設賠償責任保険を自動付帯させるサービスを開始しました。

同保険は「業務中」における操作ミスなどの事故による損害賠償(対人対物)や人格権侵害賠償補償などを、最大1億円まで補償する内容となっています。

なお、保険料はドローンネットの負担となるため受講者の負担はありません。

国土交通省の管理団体だからこそ実現できた、理想的な施設賠償責任保険とのことです。

ドローンネットは損害保険ジャパン株式会社と提携し、ドローン資格取得者を長期にわたりフォロー・サポートすることが可能になったといいます。

従来のドローンにおける保険制度は国土交通省が加入を推奨していたものの、自動車保険における自賠責制度のように一定の被害者救済のための枠組みは確立されていませんでした。

そのため、ドローン航空に対する社会的信頼の向上も課題とされていたのです。

「ドローンで世界中の人を笑顔に」という企業理念に基づき、ドローンネットが保険契約者となることで資格取得者の負担がない自動付帯施設賠償責任保険にすることで、今度のドローン事業の発展に繋げたいとしています。

【SKYFIGHT UAS LEVEL2 自動付帯施設賠償責任保険 概要】

・内容:業務中」の操作ミスなどの事故による損害賠償(対人・対物)や人格権侵害による賠償補償などを最大1億円まで補償

・被保険者:国土交通省管理団体 株式会社ドローンネットにてUAS LEVEL2ライセンスを取得し、毎月ライセンス維持料を収める者

・支払われる主な保険金:

[対人賠償]

ドローン操縦時に操作の誤り等により、機体が歩行者に接触しケガを負わせてしまったなど

[対物賠償]

ドローンが他人の家の壁に衝突し墜落。自動車を損傷させてしまった。車両の修理費の賠償責任を負ってしまったなど

[人格権侵害]

空撮した映像を投稿したところ、付近の家からプライバシー侵害で訴えられてしまったなど

・補償額:1事故1億円(身体・財物共通) ※自己負担額10千円