SONYのハイエンド空撮ドローン「Airpeak S1」に対応する、軽量ジンバルなどのアクセサリがセットになったパッケージが発表されました。

当パッケージは静止画用軽量ジンバル「PX1 for Airpeak」やRTKキット、高容量バッテリーなどの採用で飛行時間を伸長し、αミラーレス一眼カメラをRTKの高精度位置情報と共に利用できるようになっています。

これにより、空撮だけでなく測量や点検分野にもAirpeak S1を活用することが可能です。

Airpeak S1は元より安定した飛行性能や高機能カメラの搭載が可能なペイロードで、産業用途への導入に期待が寄せられていました。

しかし飛行可能時間は12分と短く、広範囲の作業には向かないことが唯一の弱点と言われています。

今回のアップデートでは高容量バッテリーと軽量ジンバルの組み合わせにより、飛行可能時間を約20分に伸長。

測量や点検の際、1回の飛行で広範囲をカバーすることが可能となりました。

また、軽量ジンバルの「PX1 for Airpeak」は面倒な重量バランス調整も簡素化しています。

Airpeak S1は、株式会社FLIGHTSが提供している測量向けドローンLiDAR「FLIGHTS SCAN」の対象機種でもあります。

国土交通省・公共測量の「作業規程の準則」における各基準を満たした仕様で、公共測量に限らず、送電線の現状把握を目的としたデータ収集や災害・防災現場での状況把握などにも利用可能です。

（画像引用：https://www.sony.jp/airpeak/products/ARS-S1/）