DJI、3眼カメラ搭載の「Mavic 3 Pro」を発表

更新日: 2023.05.27 公開日: 2023.05.01

DJIは4月25日、世界初となる3眼カメラ搭載のフラッグシップドローン「Mavic 3 Pro」を発表しました。

発売は5月9日(火)を予定しており、モデルごとの税込価格は以下の通りです。

・DJI RC付属モデル:261,800円
・DJI Mavic 3 Pro Fly Moreコンボ(DJI RC付属):352,000円
・DJI Mavic 3 Pro Fly Moreコンボ(DJI RC Pro付属):471,900円
・Mavic 3 Pro Cine Premiumコンボ:563,420円

Mavic 3 ProはMavicシリーズには欠かせないHasselbladカメラや2種類の望遠カメラを搭載しており、全方位障害物検知や最大15km(日本国内は8km)のHD映像伝送にも対応しています。

3眼カメラはそれぞれ焦点距離が24mm・70mm・166mmと異なるHasselbladカメラを搭載。

最大12.8ストップのネイティブ ダイナミックレンジに対応し、12-bit RAW写真の撮影が可能です。

さらにハッセルブラッドナチュラルカラーソリューションにより、人間の目で近くした色合いをより正確に再現できるため、後から編集や複雑なカラープリセットが不要となります。

動画においても最大5.1K/50fps、DCI 4K/120fpsのスローモーション撮影に対応しており、プロクリエイター向けのスペックです。

また、新たに10-bit D-Log Mカラーモードに対応しており、最大10億色の色の記憶が可能となりました。

夜明けや夕暮れ時などのハイコントラストなシーンでも、細部まで繊細に捉えて色彩豊かに表現します。

他にも、以下の撮影機能に対応しておりダイナミックな写真・映像の撮影が可能です。

・フォーカストラック:ActiveTrack5.0、スポットライト、POI (ポイント オブ インタレスト) の3種類のモードで構成されたフォーカストラックに対応。様々な方向に飛行しながら安定したトラッキング撮影ができる。

・マスターショット:シネマティックな動画を自動で生成。

・クイックショット:自動で飛行しながらターゲットを撮影。

・パノラマ撮影:複数の写真をスティッチして100MPのパノラマ写真を撮影。

Mavic 3 ProはDJI O3+伝送システムにより、日本では最大8km離れた位置からでも1080p/60fps画質で安定してクリアなカメラビューを確認することができます。

撮影後に行うRAW映像の転送操作がこれまで以上に簡略化されており、高速クイック転送を使用するとWi-Fi6を介し、最大80MB/sの速さで写真や動画データをドローンからモバイル端末に直接ダウンロードします。

転送の際、送信機との接続は不要です。