クラウド・ネイティブソリューションやドローンソリューション事業を手掛けるクオリティソフト株式会社(以下クオリティソフト)は2月24日、Scratchで組んだプログラムを用いてドローンの飛行をコントロールする教材「ドローンプログラミング言語学習キット Scratch編」のリリースを発表しました。
クオリティソフトは2020年以降に小学校および中学校で必修化されたプログラミング教育において、プログラミングを学ぶことの目的はプログラミング言語を学ぶだけでなく、プログラミング的思考を身に付けることも目的であるといいます。
今回リリースした教材は、ドローンを用いることで「プログラミングが楽しいものである」という認識のもと、生徒たちが興味を持ってプログラミングに取り組めるきっかけを生み出すことを期待されています。
また、テキスト内容を理解していく中で生徒自身が表現したい動きやプログラムの結果を自由に制作していける内容になっているとのことです。
本教材にドローンを採用した理由として、法改正によるドローンの社会実装が急速に進んでおり、ドローンの社会的価値が大きくなることに期待されている近年の情勢が挙げられています。
授業の中でドローンの飛行を併せて体験することで、将来の実生活におけるドローンの利活用を考えるきっかけになることを期待しているとのことです。
また、空中を飛行するドローンは生徒たちの好奇心を掻き立てること、ロボットカーやWEB教材では体験できない3次元を意識したプログラミングが可能なことも特徴です。
本教材には、小学校高学年~中学生を対象とした難易度設定のテキストが同梱されています。
Scratchでドローンの軌跡をコントロールしたり、センサーを用いた高さの計測およびその結果を元にした飛行制御を通じて仕組みの理解を深めながら、適切なプログラム制作とその成果をドローンの動作というかたちで実際に確認することが可能です。
さらにプログラムで飛行しているドローンの臨場感あふれる映像を、パソコン上からリアルタイムで確認することができます。
「ドローンプログラミング言語学習キット Scratch編」の内容および価格等の問い合わせは、販売パートナーである株式会社大塚商会のCADプロモーション部 CADセールスサポート2課にて受付中とのことです。
(画像引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000093.000033863.html)