NTTドコモは、自立型飛行ドローンを開発するSkydio社の「Skydio X2」シリーズとなる、「Skydio X2E」と「Skydio X2D」の法人向けの販売を開始しました。
また、Skydio 2の後継機である「Skydio 2+」の注文受付も同時に開始し、4月下旬以降に発売となります。
産業特化型ドローンであるSkydio X2ですが、この度販売が開始された2機種は従来と比べバッテリー容量が増加した他、デジタル16倍ズーム機能やサーマルカメラも追加されました。
また、全方位に障害物回避技術を搭載しているため、飛行が難しい狭小地でも安全に飛行できるといいます。
2機種とも操作画面はカラー映像に加え、サーマルカメラで取得した対象の熱源をモノクロまたはカラーで表示することが可能です。
画面の切り替えは、タッチパネルで簡単に操作できます。
専用コントローラー「Skydio Enterprise Controller」は、操作画面の外部出力ができるため、映像伝送装置などを用いることで離れた拠点への映像転送が可能となります。
良好な通信を維持するための外部アンテナや、GPSが取得しづらい環境でもドローンを既定の場所へ帰還させることができる「Visual Return-to-Home」も搭載されており、様々な環境において安定した飛行を実現できる機種となりました。