GINZAFARMは2月7日、福島県南相馬市小高区にてLTE通信・航空管制システムを活用した、ドローンによる薬・検体配送の飛行試験を実施したことを発表しました。

実施日は2021年12月28日で、令和3年度 地域復興実用化開発等促進事業費補助金で採択された「LTE無人航空管制システム活用無人飛行ドローンによる薬、検体配送システム実用化」の実証実験とされています。

試験は南相馬市の協力のもと、小高区福祉サービスセンターから菊池製作所南相馬工場までの区間(約5km)において実施されました。

開発中の航空管制システム上で事前にルートを設計し、LTE通信を用いてドローンの無人飛行を行いました。

実際の利用ケースや安全性などを想定し、飛行中の様子や配送先の状況などを管理者が確認できるようドローンにカメラを搭載。

リアルタイムで映像を航空管制システム上に伝送しながらの飛行となりました。

LTE通信活用のメリットは、PC画面上のフライト設定による遠隔操作が可能になり、広範囲にわたるドローンの飛行設定を行うことができる点です。

将来的には当実験で開発する遠隔技術により、集中管理方式となるドローンコントロールセンターの設置を想定しているといいます。

（画像引用：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000066996.html）