エアロセンス株式会社は、テレビ朝日が生中継をしたプロ野球「マイナビオールスターゲーム2021」にて、4時間30分にわたる連続空撮を実施しました。

試合開始前から終了までの長時間にわたる連続空撮は、独自開発した光電複合ケーブルで給電・制御する同社の優先ドローンシステム「エアロボオンエア(Aerobo on Air)」で実現したものです。

この連続撮影によりテレビ番組制作側の好きなタイミングで、球場内の盛り上がりや開催地である仙台市の美しい夜景をリアルタイムで中継に使用することが可能です。

ドローンによる空撮の強みを生かし、バリエーションに富んだ番組映像となりました。

一般的な無線のドローンは数十分の連続飛行が限界となっているため、長時間の番組撮影に用いる際は計画的に離着陸とバッテリー交換を繰り返す必要があります。

そのため、状況が刻々と変化して撮影のタイミングが掴みにくいスポーツ中継には不向きとされていました。

また、無線で映像を届けるドローンでは空撮映像の伝送遅延という課題もあります。

一方でエアロボオンエアは、独自開発の光電ケーブルを使用することで無線のドローンでは困難な長時間飛行や高画質映像のリアルタイム伝送、安全性の高い飛行を実現できます。

そのため撮り逃しが許されないスポーツ生中継シーンや連続空撮が必要なシーンにて、その効果を大いに発揮するのです。

さらに、飛行準備や撤収にかかる作業時間は各10分と、固定カメラよりもスムーズに行えます。

（画像引用：https://aerosense.co.jp/pressitems2021/1208）