DJI JAPAN株式会社は11月5日、フラッグシップモデルである折りたたみ式カメラドローンの新製品「DJI Mavic 3」を発表しました。
本製品は4/3型CMOS Hasselbladカメラと28倍ハイブリッドズーム対応の望遠カメラに加え、最大200m先の障害物を検知する全方向障害物検知、再設計されたバッテリーで最大飛行時間46分を実現した最新モデルです。
また、ハードウェアとソフトウェアのアップグレードにより5.1K/50fpsと4K/120fpsでの動画撮影を実現しているほか、動画解像度が向上したことでより滑らかな映像が撮影可能となります。
後処理工程での柔軟性を高めているとともに、20fpsでのスローモーション動画にも対応しているとのことです。
障害物検知機能や航行システムも更にアップグレードされており、安全な飛行を実現します。
全方向障害物検知システムにより刷新されたActiveTrack 5.0で、被写体の前後・左右・斜めの動きに合わせたトラッキングが可能となり、ノーマルモードの飛行でも障害物を検知できるといいます。
Mavic3は「マスターショット」「パノラマモード」「クイック転送」など幅広いインテリジェントモードに対応しています。
飛行経路やカメラの動きを巧みに調整しながら、ハイレベルな写真や動画制作・編集ができ、ドローンを最大限に活用することができます。
なお、Mavic3は通常の「Mavic3」と「Mavic3 Cine」という2つのモデルを展開。
「Mavic3 Cine」はApple ProRes 422 HQコーデックに対応しており、より柔軟な動画編集が可能なほか、1TB SSDを機体に内蔵しておりデータ保存の高速化を実現しました。
直販のDJIストアにて税込25万3,000円からの販売となっており、11月19日の発送予定としています。