子供のころ、ラジコンのおもちゃで遊んだ方もいるでしょう。空撮や産業用に使われるドローンも多いですが、おもちゃとして使えるトイドローンも販売されています。子供のころを思い出して、自分の子供のためにドローンを買ってあげたいと思われるかもしれません。
そこで、子供用のおもちゃとして最適なドローンを紹介します。
おもちゃドローンのおすすめ その1:FQ777 Pocket drone
FQ777 Pocket droneは、縦5センチ、横5センチほどのドローンで、手のひらに乗るサイズです。
小さいドローンながらも、360度宙返りもできますし、左右の旋回も当然可能です。操作レバーを倒した方向にドローンが進行する「ヘッドレスモード」や、ドローンを帰還させられる「オートリターンモード」も搭載しています。
これだけの機能がありながら2,000円以下の価格なのも、嬉しいポイントです。コンパクトな大きさで、家の中でも何度も墜落させられるので、子供用のおもちゃとしても安心して利用できます。
おもちゃドローンのおすすめ その2:Parrot mini Rolling Spider
フランスのドローンメーカーParrot社が販売しているのが、Parrot mini Rolling Spiderです。14センチのドローンで、スマートフォンで操作できるのが特徴です。
スマホ上で画面をスワイプするだけで、ドローン本体を90度や180度コーナリングさせられます。また、Rolling Spiderには空撮用のカメラを搭載されていますので、撮影した写真をスマホに転送させることも可能です。
ドローンというと、前後左右に加えて上下にも操縦可能ですので、操縦の難易度は高いです。しかしRolling Spiderはスマホで操作可能なので、子供にも直観的に楽しめます。
おもちゃドローンのおすすめ その3:DBPOWER XSERIES
DBPOWER社が販売する200g未満のドローンが、DBPOWER XSERIESです。DBPOWER XSERIESの大きさは、30センチほどです。メガネと同じくらいの大きさで、手のひらに乗せることもできます。
3D宙返りさせられるだけでなく、ヘッドレスモードも搭載しています。プロポにスマホを設置させると、XSERIESからの映像をリアルタイムで見ることも可能です。室内で飛ばすには難しいサイズのXSERIESですが、屋外で子供といっしょに遊べるタイプのドローンといえそうです。
また、高性能であるにもかかわらず、1万円を切るコストパフォーマンスの高さもXSERIESのウリの1つです。(※2018年8月現在のAmazon primeでの価格です)
おもちゃのドローンを子供にプレゼントする時に気をつけることは?
ドローンを子供用にプレゼントするにしても、気をつけなければいけないことがあります。
まずラジコンと違って、ドローンを常に操作させていないと、その場に留まらせることができない点です。前後上下左右と複雑な操作が必要なので、子供にとってドローンを操るのは難しいといえるかもしれません。
そのため、プレゼント用に子供に買い与えても、すぐに壊してしまったり、飽きてしまったりする可能性もあります。
次に、電波を使ってドローンを操作しますが、電波が届かない範囲に入るとドローンは操縦不能な状態に陥ります。ドローンが飛んでいるのを見て通報されて、警察沙汰になってしまうこともありますので気をつけましょう。
子供用のおもちゃとして使えるとはいえ、ドローンが人を怪我させる可能性もあります。とくに、回転するプロペラは非常に危険です。
プロペラガードをつけて被害を抑えることは可能ですが、それでも落下や衝突の可能性には十分注意が必要ですので、子供がドローンで遊ぶ時は基本的に引率することを前提とすべきでしょう。