6月3日、中国の四川省成都市上空で献血への感謝を示すドローンパフォーマンスが行われました。
6月14日の「世界献血者デー」を間近に控えていることから、成都市血液センター上空には200台ものドローンが飛び立ったのです。
パフォーマンス内容は、三星堆遺跡の仮面やパンダといったイラストの他に「熱血成都」などのメッセージをドローンで描くというもの。
夜空へ花火のように美しく浮かび上がるドローンのアートは、人々の希望を明るく照らし出すものとなりました。
「世界献血者デー」とは献血者へ感謝をするとともに、血液性製剤を必要としている患者のために献血が欠かせないことを知ってもらう日とされています。
世界各国で様々な工夫を凝らしたイベントが行われていますが、世界献血者デーにちなんだイベントでドローンを用いたパフォーマンスは中国が初めてです。
撮影・物流・建設などビジネスにおいて幅広く活躍できると言われているドローンですが、このようにイベント上で人々の心を動かすパフォーマンスとしての活用も今後期待できます。