初心者が失敗しないためのドローン入門とは?

更新日: 2018.10.01 公開日: 2018.10.10
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何かを始める際、誰もが初心者から入門するという道を通ります。ドローンに関しても例外ではなく、初めはどんなドローンが売っているのかを調べて購入し、初飛行をさせることになるでしょう。しかし、初心者とはいっても、できるだけ失敗はしたくありませんよね。そこで今回は、ドローンの初心者でも失敗しないためのドローン入門をまとめていきます。

目次

ドローン入門で最低限知っておきたい法律をご紹介!

ドローンの使用に関して、必ず知っておかなければならないのは、ドローンの飛行に関する法律です。ドローンは落下事故や衝突事故の危険が伴うものでもあり、使用には法律の遵守が求められます。

まずは、ドローンを始めるにあたって、知っておくべき法律についてまとめていきます。

ドローンは、主に航空法によって規制されており、法律上では、ドローンは無人航空機という分類をされています。無人航空機とは、人が乗っていない飛行物をさす言葉です。

航空法では、重量が200g以上のドローンが無人航空機として分類され、200g未満のものは模型航空機に分類されます。法律を調べていくときに、どの項目が無人航空機に適用されるのかについてチェックしましょう。

その他には、ドローンを飛ばしてはならない禁止区域に関する法律があります。例えば、空港周辺の空域や人口集中地区の上空などでのドローンの飛行は安全上禁止されています。

また、場所だけではなく、人が集まる場所や、目視の範囲外での飛行、日没での飛行禁止など、ドローンを飛行させるうえでの様々なルールも存在します。

こういった飛行の禁止されている場面で、ドローンを飛行させる場合には地方航空局長の承認を受ける必要があり、安全に配慮した飛行が求められます。

これからドローンを始めようと思っている人は、各種法律、条例、航空マナーなどを事前に頭に入れておきましょう。

 

ドローン入門!まずは、はじめるならトイドローンから

ドローン入門に当たって悩むのが、最初に購入するドローンですよね。ドローンには、安いものからプロ仕様のものまで、幅広くラインナップが存在します。自分がどういった使い方をする予定なのか、予算はどれくらいを希望するのかを決めてから選ぶようにしましょう。

ここでは、ドローン初心者が気軽に購入できるトイドローンを紹介していきます。

トイドローンは、機能と価格を抑えたドローンを指します。安いうえに、最低限の飛行や空撮を楽しむことができるので、初心者におすすめです。

トイドローンのメリットとしては、安いだけではなく、コンパクトで持ち運びに便利な点や、屋内外で気軽に使うことができる点が挙げられます。ドローンを初めて触るという人は、トイドローンで操縦の練習をしてみるといいでしょう。

また、トイドローンは軽量で200g未満の機体となり、航空法の対象外になるというメリットもあります。もちろん場所によってはドローンの飛行自体が禁止の場合もありますが、気軽に飛行できるという点ではおすすめです。

デメリットについてもまとめていきましょう。もちろん安いトイドローンなので、飛行時間やバッテリーの短さは諦めなければいけません。また、本格的な空撮映像を撮ってみたいと思っている人にとっては、画質などに関しても物足りなさはあるでしょう。

そのため、トイドローンの使用法としては、入門機や練習用としての役割で十分であると考えておきましょう。

ドローン入門で要チェック!空撮についての基礎知識

ドローン入門について、トイドローンがおすすめですが、ここでは200g未満で、それなりの機能があるドローンについてまとめていきます。

機能面で挙げれば、「SYMA X5C」は4,000円前後で200万画素の静止画が撮れるため、おすすめです。その他、同等の画質で言えば、「Hubsan X4HD」も1万円以内で購入できるのでお手頃だといえるでしょう。

画質だけではなく、「KUDRONE」のように、手振れ補正がついているものであれば、より綺麗な動画が撮影可能です。

そして重要なのは、ドローンを購入したときに合わせて保険にも入っておくことです。ドローンの飛行にはアクシデントがつきものです。もしものときに対応できるよう、対人保険や対物保険をチェックしておきましょう。

機体への保険としては、クレジットカードの旅行保険を利用して、携行品損害として保険を受けることができます。

また、購入したドローンが故障するのが不安というのであれば、ドローンレンタルという手段もあります。レンタルであれば、リーズナブルな価格で高性能なドローンを使用できるので、所有にこだわらない人にはおすすめです。