ドローン産業における転職・人材紹介などのサービスについて

更新日: 2017.11.01 公開日: 2017.11.30
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ドローン産業は拡大し続けており、ドローンユーザーも増加し続けています。それによりドローンビジネスを展開する事業者の人材需要、そしてドローン産業界への転職希望者が増え、それに伴った人材紹介などのサービスが増えてくることが予想されます。

目次

2025年までに日本でも数万人の雇用創出が期待されている

ドローン産業が活況を呈するアメリカにおいては、2025年までに10万人規模のドローン関連人材の新規雇用が創出される見込みとされていますが、日本においても同じく3万人~5万人規模の雇用創出が期待されています。

事実、アメリカの例を見てみても給与水準は2016年~2020年にかけて5倍以上伸びると予想されています。

アメリカのドローン関連の職業の給与モデル

・コンサルタント 70,500~14,500ドル

・システムエンジニア 72,350~12,700ドル

・パイロット 85,000~11,500ドル

・インストラクター 74,500~93,000ドル

・フライトの運行管理者 74,500~93,000ドル

・空撮画像の分析者 57,350~84,600ドル

・点検整備者 59,500~67,500ドル

市場規模も当然違いますしニーズも違いますので、これがそのまま日本に当てはまるわけではありませんが、やはりドローン関連の職業に魅力を感じる方は今後大幅に増加するでしょう。

 

主なドローン関連の職業と転職・人材紹介サービスについて

現在、主なドローン関連の職業といえば

・パイロット(カメラマン、農薬散布、測量、運搬等)

・エンジニア

・点検整備者

・フライト運行管理者

・スクールインストラクター

・空撮画像の分析者

など様々で、今後ドローンを活用するビジネスが拡大するにつれて新たなドローン関連の職業が次々登場するものと考えられます。

それに伴い新規雇用も拡大していくことが考えられるのですが、そうなると当然、転職や人材紹介サービスに対するニーズも高まることが予想されます。

特にこの転職・人材紹介サービスは

・ビジネスモデルがシンプルであること

・事業を始めるにあたっての初期コストが少なくて済むこと

などから、比較的容易に参入しやすい分野と言われています。すでに転職・人材紹介サービスは日本国内でも多数の事業者が存在しますが、ドローンに特化したサービスを提供する事業者も今後増えてくることでしょう。

参入へのハードルが低いのは、新たにビジネスを考えている方にとってはありがたいのですが、そうなると逆に今度は「競合他社」が増えて競争が激しくなりますので、生き抜くための営業力や企画力、先見力といったノウハウも必要になります。

 

ドローンに特化した転職・人材紹介サービスとは?

転職希望者に対しては無料で転職支援を行い、登録している事業者から広告掲載料、および採用が決まった場合は成功報酬を受け取ることで成り立っているのが現在の転職・人材紹介サービスの一般的なビジネスモデルです。

これをそのままドローン産業に当てはめれば良いだけですので

・ドローン関連のスキルを持った人材を広く募集する

・求人ニーズのあるドローン関連事業者に紹介する

という非常にシンプルなビジネスモデルであるということが分かります。

実はすでにドローン関連の職種に特化した転職サービスを展開しているところがあります。

ドローンデパートメント株式会社が運営するSky Agentです。

ドローン系即戦力人材のための会員制転職サイトを打ち出していて

・ドローンパイロット

・エンジニア

・スクールインストラクター

・フライト運行管理者

・空撮画像の分析者

・整備点検者

などのほか、販売員、営業、事務員、プロジェクトマネージャーなど幅広い職種を募集しています。

勤務地も国内にとどまらずアメリカ、中国、インドネシア、シンガポール、イスラエル、フランス、イギリスなどドローン産業が活発な国外地域も含まれているようです。

 

まとめ

今回はドローン関連の転職・人材紹介サービスについて解説してきました。

冒頭でもご紹介したように、日本でも今後ドローン関連の職業が増えるにつれて新規雇用が拡大するのはほぼ確実視されています。

転職・人材紹介サービスは新規参入しやすい分野ですので比較的始めやすいのですが、競合他社も増えるということは覚えておきましょう。

Sky Agentなどは非常にクオリティの高いサービスを展開していますので、もし今後同様のサービスを始めたいと考えている方はぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。