ソフトバンクC&Sが米DroneDeploy社のドローン制御・可視化サービスを販売

更新日: 2018.05.18 公開日: 2018.05.24
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ソフトバンク CS2018年4月24日に、米DroneDeploy社のドローン向けクラウドサービス “DroneDeploy”の提供を同日から開始すると発表しました。

 DroneDeployは、ドローンの飛行および撮影を、スマホやタブレットのソフトから容易にコントロール可能なクラウドサービスです。

 対応した機種なら、目的に沿った区域や撮影方法を指定するだけで、自動的にドローンが離陸し、飛行から撮影、着陸まで通して行えるため、パイロットを必要としません。

 また、撮影と同時に実時間で地図を作成できる機能を持っており、空撮で取得したデータから三次元図面や植生分布データの作成、地表面の標高計算などもソフト上で可能です。

 これらの処理はクラウド上で実行され、データを処理するための高性能なPCが不要で、データの共有も簡単に行えます。

 DroneDeploy社が運営しているアプリ市場である“App Market”で、100種類を超えて公開されているドローン用ソフトと連携することで、機能を拡張可能なことも特徴としています。

 プランには、無料のExploreプランの他に、撮影可能な写真数、二次元地図の解像度、クラウドの処理性能などが異なる3種類の有償プランが設けられています。

 税別の参考価格は、Proプランが年間16万円、Businessプランが年間50万円、Enterpriseプランが個別見積もりとなっています。なお、ソフトバンク CSでは日本語版ソフトを販売し、日本語でのサポート窓口も用意します。