7月23日、新国立競技場にてTOKYO2020オリンピックのオープニングセレモニーが行われました。
新型コロナウイルス感染症の影響により開会まで紆余曲折あったものの、祝賀ムードの中でビッグイベントの幕が上がります。
開会式は無観客で実施され、過去の大会の演出と比較すればインパクトにこそ欠けますが、日本の伝統や文化、世界を取り巻く事象・問題など多岐にわたるテーマがふんだんに盛り込まれたボリューム満点な内容となりました。
中でも注目を集めたのは、ドローンを使ったパフォーマンスです。
合計1824台のドローンが、東京オリンピックの市松模様エンブレムから地球儀の形に変化し夜の闇に消えていくという美しい演出。
このパフォーマンスに、英紙「The Sun」は以下の通り絶賛の声を上げました。
『何とも淡々としていてシンプルな開会式だったが、見どころは少なくなかった。
大坂なおみの登場や歌舞伎ダンス、迫力あるファイヤーワーク、音と映像の甘美な融合などなど。
その中でも、ド肝を抜かれたのが夜空に浮かび上がった、キラキラと光り輝く地球だった。聞けば1800台のドローンが飛ばされ、あの信じられないイメージを作り出したのだという。
日本が誇る凄まじいテクノロジーである』
運営サイドは、『多様性を認め合い、つながり合う世界を表現しています』と述べています。
最先端テクノロジーを活用したこのパフォーマンスは、間違いなく今回の開会式を彩るハイライトとなりました。