ドローンに関する包括的な知識を認定するドローン検定協会の検定試験とは

ドローンの安全な運用に関する知識が一定のレベルに達していることを示す公的な資格はまだありません。ですが民間組織の「ドローン検定協会」ではドローン検定を実施しており、合格するとドローン操縦士として必要とされる知識を有していると認定されます。

ドローン検定協会は国土交通省から「講習及び技能認証を確認した団体」の認定を受けています。ドローンに関して一層のレベルアップを目指している方は挑戦されてみてはいかがでしょうか。この記事では検定協会のドローン検定について解説します。

ドローン検定合格の利点

検定協会のドローン検定は正式名称を「無人航空従事者試験」といい、延べ受験申込者は1万人を超えており、ドローン業界では1位となっています。また技能認定を含めた延べ認定者数は約8,000人を超えています。

合格にはいくつかの利点があります。

ドローンの飛行許可申請が必要な場合に、検定合格の証明書を添付することにより、一部の資料を省略することができます。

また、国土交通省認定の基礎技能講習を受講する際に、机上学習の一部が免除されます。

そしてこれが最も重要なことですが、ドローンの安全な運用に関する必要最低限の知識を身につけることができます。

 

ドローン検定の種類

検定協会のドローン検定には4級から1級まであり、いずれも筆記試験です。4級と3級には受験資格はなく、誰でも受験することができます。

2級の受験には3級に合格している必要があります。また1級の受験には2級での合格が必要になります。

検定受験に必要な費用は次の通りです。

1級 1万8,000円
2級 1万2,000円
3級 5,500円
4級 3,000円

操縦技術の認定を受けたい場合は別途、基礎技能講習を受講する必要があります。受講にあたってはドローン検定の3級に合格している必要があります。

 

ドローン検定の内容

検定協会のドローン検定は1級を除いて年6回開催されており、受験会場は全国の都道府県です。1級は年3回開催されています。

出題される内容はドローンに関する用語や機体に関することから、航空学、気象学、電気工学、法規まで次のように多岐にわたります。このうち、3級や4級の試験では電気工学や法規からは出題されません。

・一般用語…ジャイロセンサー、スキッドなどの一般知識
・基礎…R/C、バッテリなど
・機体特性…オプトコプター、ホバリングなど
・工学・気象学…ストール、エルロン、上昇気流など
・電気電子工学…GPS、センサーなど
・法規A…電波法、航空法など
・法規B…民事、刑事など

ドローン検定は最も易しい4級からありますが、多くの方は3級から受験されています。

3級でも試験問題は比較的易しいものです。ドローン検定協会公認の、3級のドローン検定標準テキストがAmazonなどで発売されています。公認テキストで勉強することで、試験の合格は容易となるでしょう。

試験は50問あり、4つから正解1つを選ぶマークシート方式で、制限時間は90分です。40問以上正解であれば合格することができます。

 

ドローン検定を受けるには

受験はドローン検定協会のサイトから申し込みを行います。定員を超える申し込みがあった場合は申し込み期限前に受付を終了する場合があるので、早めに申し込んでおいたほうがよいでしょう。

サイトで申し込みを済ますと、受験料金の振込依頼がメールで届くので振込を行います。振込期限は申し込み後から1週間です。かならず期限内に振り込むようにしましょう。また、振込の際には、振込名義人の名称の前に、検定協会から通知された申し込み番号を付加する必要があるので気をつけてください。

申し込みから約2週間で受験票が届きます。

受験会場で自分の受験番号を係に伝えると、着席する場所に案内されます。試験開始から30分以降は退席が可能です。

検定試験の結果は、試験後10日ほどで届くはがきに受験番号と確認番号が記載されているので、検定協会のサイトでそれを入力して確認することができます。

 

ドローンに関する知識を網羅的に学べる検定試験

ドローン検定協会公認の標準テキストは3級までで、1級や2級に関してはありません。難易度は3級に比べてかなり高くなっています。

ドローン検定の1級と2級では、申し込みをするとテキストが送られてきますので、それがいくらか参考になるでしょう。

このように、ドローン検定を受験することで、ドローンに関する知識を網羅的に習得することができます。本格的にドローンを使ってみたいとお考えなら、ドローン検定を受験することでドローンに関する知識の一層のレベルアップを図ることができるでしょう。

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