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長時間飛行、機敏なターン!猛禽類から着想を得た「羽毛」を持つドローン

ドローンの研究者にとって、飛行時間を伸ばすことは最大の目標です。ドローンの重量や自律性はバッテリーに大きく左右され、ハイブリッドエンジンを搭載するドローンは長時間飛ぶことができます。最近では、スペインのQuaternium社の「HYBRiDX 2.1」が10時間14分と記録的な長時間フライトを成功させました。

 

スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)インテリジェントシステム研究室のエンジニア達は、人工的な羽毛がついた翼と尾を持ち、前代未聞の機動性を誇るドローンを開発しました。このチームがインスピレーションを得たのは、入り組んだ森の中を素速く、そしてやすやすと飛び回る力強い猛禽類、オオタカです。

 

エンジニアたちは、オオタカの特性を真似たドローンを作るために、オオタカの翼や尾の形、そして飛行の仕組みを注意深く研究しました。そして開発されたドローンは、オオタカと同じように、翼と尾の連動した動きによって素速く方向転換をしたり、エネルギーをセーブしながらホバリングをしたりできるようになったのです。

 

チームの一人であるEnrico Ajanic氏は次のように話します。「猛禽類の機敏な飛行の原理を研究し、ドローンのデザインに落とし込みました。我々の開発したドローンは、猛禽類と同様のパフォーマンスを発揮します。さらに、猛禽類の可変性の尾が彼らの素早い旋回、減速、そして低速飛行において重要な役割を果たしているという生物学的仮説を実証するものでもあります」

 

このドローンは、人工羽毛によって翼と尾の形を調整することができます。翼と尾の形を変えることによって、素速い方向転換をしたり、墜落することなく減速や低速飛行をしたり、高速で飛行する際の空気抵抗を減らしたりすることができるのです。前に進む力を得るために鳥は翼を羽ばたきますが、このドローンはプロペラを使用しています。

 

長時間飛行することができるこのドローンは、医療用物資の長距離運搬や、広大な農地の調査などに活用されることが期待されます。

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