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スコットランドの離島にドローンがマスクを届ける

スコットランドの島々では、病院に感染防止用の物資を届けるのにドローンが利用される予定です。

 

2020年5月下旬から6月初旬にかけての2週間、スコットランド本島のオーバンからマル島に向けて、医療用マスクなどがドローンによって運ばれます。飛行距離は約10マイル(約16キロ)で、陸路では45分かかるのに対し、ドローンは約15分で輸送を完了することができます。

 

このプロジェクトは、ドローン配送サービスを提供するSkyports、航空宇宙分野などの情報システムを提供するThales、そしてArgyll and Bute Health and Social Care Partnershipがパートナーシップを組んで進められています。Argyll and Bute Health and Social Care Partnershipとは、NHS(イギリスの国民保健サービス)と行政区画アーガイル・アンド・ビュートが共同で運営している組織で、ヘルスケアやソーシャルケアを行っています。

 

イギリス民間航空局(CAA)が定める基準では、通常ドローンは操縦者の視界の範囲内でしか飛行することができません。今回のプロジェクトはCAAから特別な許可を受け、ドローンはオーバンの Lorn and Islands District General Hospitalと、マル島のMull and Iona Community Hospitalを行き来する予定です。

 

プロジェクトが成功すれば、ドローンによる医療サンプルやその他物資の輸送を推し進める足がかりになると期待されています。

 

Argyll and Bute Health and Social Care PartnershipのチーフJoana Macdonald氏は、「ドローンを用いることで、検査の速度が上がり、患者に早く診断結果を伝えることができるなど、病院のサービス向上につながるだろう」と話します。

 

このプロジェクトは、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて予定より早く進められることになりました。SkyportsのCEO、Duncan Walker氏は次のように話しています。「速くて確実なドローン輸送は、重要な医療物資を運ぶのに最適。NHSの新型コロナウイルス対策の力添えになれることを誇りに思います。ドローンなら、物資を届けにくいエリアに必要なものを届けられます」

 

プロジェクトは2020年6月5日まで行われる予定です。

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