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タービンの代わりに風力発電を担うドローン

オランダの企業Ampyx Powerは、風力タービンの代わりにドローンを使うプラットフォームを開発しています。ドローンは凧のようにケーブルで地面に繋がれ、高高度の風力を利用して地面に設置された発電機を動かします。

 

タワー型の風力タービンは再生可能エネルギーを推進する動きの要ですが、工業レベルにおいては発電機として不十分な点があると言われています。タワー型風力タービンは地面に設置されるため、地面近くの弱い風でしか発電できません。また、風力タービンは巨大で建設にコストがかかります。

 

Ampyx Powerが開発するプラットフォームでは、ケーブルでウインチに繋がれたドローンは200mより高い上空を飛ぶことができ、より強い風を利用することが可能です。さらに、効率的に風力を得るために複数の飛行パターンを実行することもできます。ドローンは風力を使って飛ぶことでウインチのケーブルを引っ張り、発電機を回します。

 

Ampyx Powerによると、従来のタワー型風力タービンを使った発電方法に比べ、ドローンによる風力発電はより多くの電力を生み出せる上、設備に必要なコストは9割も減らすことができます。さらにドローンによる風力発電は、既存の風力発電設備の中で稼働していないものを再利用して行うことができるといいます。

 

しかし、ESA(欧州宇宙機関)は、この技術を実用化するには課題が残されていると指摘しています。ドローンの離着陸場所は非常に小さく、時にはドローン自体の翼幅より狭いこともあり、また整備されていない土地や海上であることも考えられるため、より正確な離着陸システムが求められるのです。

 

Ampyx Powerはこの問題を解決するため、ESAが提供するNAVISP(Navigation Innovation and Support Programme)を用い、さらにトラッキングシステムを開発するイギリスの企業Omnisenseの協力を得て、衛星ナビゲーションがない状況でも非常に正確な着陸ができるナビゲーションシステムを開発中です。

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