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南米・アマゾンの森林火災の実態ードローンがとらえた映像

南米・アマゾンで猛威を奮っている大規模な森林火災が世界中の注目を集めています。火災はブラジル国内のアマゾンで発生し、現在は隣国であるボリビアにまで拡大しています。消火活動は難航している模様です。

 

8月20日の時点で、2019年に起こった火災は7万件を超えました。昨年と比べて2〜3割のペースで増加しているといい、熱帯雨林の消失がこれまでにない規模で進んでいます。アマゾンは「地球上の酸素の2割を生み出している」と言われ、この大規模火災が気候変動や生態系に大きな影響を及ぼすのではないか、と危惧されています。

 

この森林火災が起こったあとのアマゾンの様子をドローンがとらえた映像が話題です。

 

話題の動画は、2019年8月に、イギリスの新聞「ガーディアン」のYou Tubeチャンネルにて公開されました。未だ消化が完了していない残り火や、黒く炭化した植物、燃えつきた木の残った根っこなど、アマゾン火災の余波を克明に映し出しています。中でも生き残ったヘビが焼け野原を必死に這って進む様子は、多くの人々の心を打っています。

 

ドローンはその機動性を活かし、様々な角度から火災の被害に合ったエリアを撮影しました。さらに動画では、火災発生前の自然豊かなアマゾンの様子も見ることができ、両者の対比がより被害の痛々しさを感じさせます。

 

この大規模な森林火災の原因は焼き畑であると言われています。アマゾン保護への対策が不十分であるとして、ブラジル政府は強い批判を浴びています。ドイツ、ノルウェーの両国は、アマゾン保護に使われる「アマゾン基金」への約60億円の資金拠出を取りやめました。

 

今回は映像の撮影に活躍したドローンですが、アマゾンの回復に向けて他にも様々な役割を果たすことでしょう。例えば、被害規模を測る調査や、生き残った動物の探索、熱帯雨林を再生するための種を巻くことなどです。

 

火災の規模はあまりにも大きく、映像から知ることができる実態はほんの一部です。とはいえ、アマゾンに住む生物たちがこれから直面していく困難を、少しでも感じることができるでしょう。

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