サーマルカメラ搭載のドローンで地雷探知 ニューヨークの大学生が開発

1977年に使用が禁止されて以降も、1日約10人が地雷によって命を落としているといわれています。地雷は地中に埋められていて肉眼で確認することができない上に、ロシア製の地雷「バタフライ」など、従来の地雷探知技術では見つけ難いものもあります。そこでニューヨーク州立大学ビンガムトン校の2人の生徒、Jasper BaurとWilliam Frazerは、DJI Phantomなどの赤外線カメラを搭載したドローンを使って地雷を探知するソリューションを開発しました。

 

「バタフライ」は、他の地雷と異なり、小さなプラスチック製の容器に爆発性の液体を詰めたもので、探知するのはほとんど不可能であるといわれます。しかしJasperとWilliamが開発したソリューションは、このような地雷も見つけることができます。2019年2月6日、コンテスト「Create the Future Technology」の航空・防衛部門において、このプロジェクトが優勝を収めました。地雷の被害者を大いに減らす可能性を秘めています。

 

BauerとFrazerのソリューションは、ソビエト連邦によって生産され、1989年まで続いたアフガニスタン戦争で使用された地雷に特化しているといいます。この地雷は今もアフガニスタンで人々に被害を与え続けています。

 

Frazerは「これらの地雷はiPhoneよりもずっと小さなプラスチック製で、従来のやり方ではほとんど探知できない」とした上で、彼らが開発したソリューションは、ドローンに搭載された赤外線サーマルカメラを通して地雷を発見するのだと話します。プラスチック製で液体が入った地雷は、周辺の地面よりも早く温度が上がるという特徴を利用しています。

 

(画像引用:https://dronedj.com/2019/02/11/two-students-hacked-consumer-drones-to-detect-landmines/ )

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