ドローン墜落のDJI、問題のバッテリーTB55の調査を終了

更新日: 2019.01.22 公開日: 2019.01.22
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2018年下旬、イギリスでドローンが前触れなく墜落する事件がいくつかありました。墜落したドローンはDJIのMatrice及びInspireシリーズです。DJIは公式声明において、墜落の原因と見られるバッテリーTB50及びTB55の調査を終え、最新のファームウェアアップデートにより問題が解決したものと結論づけました。

 

バッテリーTB50、TB55は、電力レベル誤表示の問題がありました。最新のファームウェア(v01.02.0301)には、電力管理システムに冗長アルゴリズムが追加されています。これによって、正しく「Return to Home(基地帰還)」及び「Automatic Landing(自動着陸)」のケースに対処できるようになりました。

 

綿密な調査の結果、12月にリリースされ最新のファームウェアアップデートによりすべての問題が解決され、更なるアップデートは必要ないと公式声明では述べられています。

 

バッテリーTB55のファームウェアを2018年12月以降にアップデートした場合は、追加措置をとる必要なく、安全にバッテリーを使用することができるということです。

 

公式声明の全文はDJIの公式ホームページから見ることができます。

 

(画像引用:https://dronedj.com/2019/01/18/dji-tb55-battery-investigation/#more-14821)