テラドローン、低価格UAVレーザ「Terra Lidar」提供開始。期間限定のレーザ計測キャンペーンも

更新日: 2019.01.21 公開日: 2019.01.21
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テラドローンは2019年1月18日、早稲田大学と共同開発した「Terra Lidar」(テラライダー)の提供を開始したと発表しました。

 

従来のUAVレーザには高価格であるという課題がありました。これは、機体姿勢推定を行うIMU、高精度の位置推定を行う多周波GNSSアンテナのコストが高かったためです。これに対し、「Terra Lidar」は、安価な複数の単周波GNSSアンテナ間の独自システムにより代替することで、従来のUAVレーザより約1/2~1/3の大幅な低価格化を達成しました。

 

同製品の購入者またはレンタルユーザーには、導入安全講習、運用中のデータ解析・同製品の年間保守管理サポートを提供します。また、「Terra Lidar」のリリースを記念して、2019年1月18日から期間限定で、各都道府県ごと、先行2社のユーザーを対象に、「Terra Lidar」を使用したレーザ計測キャンペーンの提供を開始しました。

 

条件として、計測対象となる現場は、5ha以内かつ完全目視内でのUAV飛行が可能な現場を対象とします。キャンペーン提供価格および提供データは以下の通りです。※受付締切は2019年2月28日まで

 

・価格:60万円~(税別)+旅費交通費
・提供データ:飛行計画図、オリジナル点群、ビューワ、任意3断面
・オプションデータ:色付き点群、グランド点群、図化など
※オプションデータは別途見積り

(画像引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000090.000020194.html)