悪用ドローンを捕獲せよ!英ベンチャーが不正ドローン捕獲装置を開発

更新日: 2018.11.27 公開日: 2018.11.22
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日本経済新聞の2018年11月22日の報道によると、テロなどに悪用される不法ドローンを捕獲する装置である「スカイウォール100」を英国のスタートアップであるオープンワークス・エンジニアリングが開発しました。

 

「スカイウォール100」は、2018年10月に東京都内で開催された見本市「テロ対策特殊装備展」(SEECAT)に、オープンワークス・エンジニアリングが出展し、注目を集めました。これは、人が肩の上に乗せて携行できるようになっている装置です。

 

使用法は、ます侵入ドローンを発見したら、誘導表示に従って射手が標的のドローンに照準を合わせます。次に射程100mの迎撃弾を空気圧で発射します。すると、ドローンの間近で約3m四方のネットが広がり、ドローンを捕獲します。そして直後にパラシュートが開くという仕組みになっています。空気圧を高めた射程300mの車載用の「スカイウォール300」という上位システムも用意されています。

 

ドローンは普及が進む一方で、テロなどへ悪用される危険性も懸念されています。この報道によると、すでにドイツ警察などが採用し、関係者の間で注目を集めているそうです。

 

ドローンは我々の生活をより豊かにするために、正しく使用して欲しいものです。