米Zipline社がルワンダにドローン組立工場を建設予定

Zipline社はアメリカを拠点とする会社で、血液やワクチンなどの緊急医療物資をドローンで配達する世界で唯一のシステムを運用しています。

 

2年前同社は、ルワンダ保健省の同意のもと、ルワンダ南部のムハンガ郡で世界初の商用ドローン配達サービスを始めました。今年10月末の閣僚会議で、ドローンによる医療物資の配達においてZipline社とルワンダ政府が契約を結ぶことが承認されました。

 

会議後の会見で保険大臣Diane Gashumba氏は、この契約が3年更新であること、Zipline社がルワンダ国内に新たにドローンの組み立て・修理工場を作る予定であることを話しました。

 

Zipline社はすでにドローンによってルワンダ国内19の病院に血液を届けていますが、ワクチンを含む薬剤に関してはまだ実現していません。また、現段階の配達可能地域は国内の一部に限られています。

 

Zipline社のIsrael Bimpe氏は、ルワンダ東部に位置するカヨンザ郡に2つ目のドローン拠点を作る計画があると明かしました。これによって配達地域が広がり、薬剤の配達も可能になるといいます。

 

「配達地域が広がれば、1200万人以上の国民に適切な医療を届けることができる。ルワンダ政府の歴史的な取り組みに参加できて光栄だ」とBimpe氏は語ります。

 

現在Zipline社で使われているドローンは、車で4時間以上の距離を約50分で飛行することができます。いっそう速い、時速128kmのドローンも新しく開発されています。

 

さらに、モーター、プロペラ、操縦システムなどを全て2組ずつ搭載する、パラシュートの搭載、問題発生時にはドローン拠点に戻ってくるシステムなど、事故や不具合を想定した対策も行われており、ルワンダの医療水準を大きく押し上げる礎となりそうです。

(画像引用: http://www.uavexpertnews.com/2018/11/zipline-to-start-assembling-drones-in-rwanda/ )

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