イギリス警察、鹿の密猟者対策にドローンを使用

イギリスには多くの観光地があり、毎日世界中から大勢の人々が訪れています。しかし、その多くはロンドンなどの都市部に集中しており、自然や野生動物の豊かさの魅力という面においては、他国よりも劣っているのが現状です。

 

このような状況の中で、イギリス警察は、これ以上動物の数を減らさないために特別な措置をとっています。その一環として近年、導入されているのがドローンによる環境保全です。

 

リンカンシャー州警察はこれまでに、州内のセキュリティや事件解決のために、ドローンを用いてきました。そして2018年10月、ベッキンガム付近を上空から偵察していたドローンが、鹿の密猟グループの熱源を、カメラで捉えました。

 

カメラには、路肩に車を止めた密猟者たちが、非合法的に猟銃で鹿を仕留めようとしている姿が記録されていたといいます。 街灯がほとんどない地域での犯行だったため、警察のドローンとそれに搭載された熱探知カメラなしでは、密猟者たちを見つけることは出来なかったでしょう。また、そこで使われた熱探知カメラの精度は非常に高く、ネズミほどの大きさの生き物を補足することが可能だといいます。

 

しかし、リンカンシャー州にはセイシェルやタンザニアのような広大な草原はなく、今回のようなドローンの活用が、すべての密猟問題に対して最も効果的な対策であるということでは決してありません。

 

ただ、ドローンの接触事故やウィルス感染などが取り出されている昨今において、このような成果は、ドローンにたいする世間の厳しい眼差しを緩和する手助けになるでしょう。

 

密猟以外にも、行方不明中の女性をドローンが発見した事例もあるといいます。 犯人に拉致され性的暴行を受けた女性の捜索のために、警察はドローンを飛ばし、数分で上空から犯人を見つけました。事件現場は高いフェンスに囲われたコンビナートで、通常の捜査では発見までに時間がかかったであろうと予想されています。

 

さらに2017年、イギリス、ロンドンにあるグレンフェルタワーで大規模な火災が発生したときには、消防隊が火災現場の状況を把握するために、ドローンを活用しています。これにより、安全かつ効率的に建物内の残留物や要救助者を発見することができたといいます。

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