100ドル以下の高性能ドローン”Tello”

更新日: 2018.10.16 公開日: 2018.10.16
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今回は100ドル以下というお手頃価格ながら機能満載のドローン、“Tello”のご紹介です。“Ryze”“Intel”“DJI”のパートナーシップにより生み出されたこのミニドローンは、初心者向けの最強モデルを目指して作られました。

TelloにはHDカメラ、インテリジェント・フライトモード、安定飛行を可能にするセンサーなど、小さいながらも沢山の素晴らしい機能が詰め込まれています。

それではTelloの魅力的な機能を見ていきましょう。

・カメラ性能
市場のほとんどの100ドル以下のドローンには0.3MPまたは2MPという低い解像度のカメラが搭載されていますが、Telloにはなんと720pのビデオを記録できる5MPカメラが搭載されています。

さらに、ジンバルがない代わりに、電子式手ブレ補正機能(EIS)付きになっているという優れものです。

・フライトモード
Telloには“EZショッツと呼ばれる、様々なフライトモードが用意されています。例えばアップ&アウェイモードはクラシックなモードで、Telloが、あなたや、あなたが選択した被写体をカメラ中央に捕えながら、ゆっくりと高度を上げつつ離れていきます。

“サークルモードでは、Telloが被写体を常にカメラに捕えながら、被写体の周りを、円を描いて周回します。内蔵GPSを搭載していないモデルで、このような飛び方が出来るのは今まであり得なかった事です。

・フリップモード
Telloにはバウンス“360”等、8種類のフリップモードが備わっており、中でもスロー&ゴーでは、Telloがあなたの手の平の上で発着陸を行います。その為、Telloを一度も地面に着けずに遊ぶ事が出来、綺麗な状態を保つ事が可能です。

・安定性
Telloの空中での安定性は、GPSを内蔵していないドローンとは思えない程です。裏側に付いた2つの赤外線センサーと下向きに設置してあるカメラ、高度計が安定維持を助けます。特にカメラが地面や床のパターンを認識しやすい10フィート以下の高度で、屋内では驚くべき安定性を保ちます。

・飛行時間
Telloはミニサイズながら、13分の連続飛行が可能です。3.8Vのバッテリーと進化したプロペラが長い飛行時間を実現しています。

・コントロール
Telloはスマートフォンアプリを使用してコントロールします。通常、このタイプはリモコンタイプと比べると反応が悪く、コントロールしづらいのが難点ですが、Telloのアプリコントローラーはセルフセンタリング機能が備わっており、反応も良く、正確です。

・プログラミング
最後にTelloが特徴的なのは、飛行ミッションをプログラミング出来る点です。“Scratch”“Droneblocks”を使えば、Telloはあなたのプログラム通りに自動飛行します。

(画像引用:https://dronedj.com/2018/09/22/review-ryze-tello-best-drone/)