紀伊半島豪雨から7年、ドローン導入し不明者捜索を再開

更新日: 2018.09.03 公開日: 2018.09.03

2011年8月末から9月上旬にかけ発生した紀伊半島豪雨の行方不明者捜索が9月2日、奈良県十津川村のダム湖周辺で行われました。

十津川村のダム湖では2017年6月、濁流に流され行方不明となっていた中西麻紀代さんの遺体が発見されたのをきっかけに不明者捜索を再開、2018年2月には同県五條市と合同で捜索を行っています。

今回の捜索にはドローンが導入され、従来の船や人力での捜索のほか、空からの視点での捜索も併せて行われました。

2011年の紀伊半島豪雨では、奈良県で15人が死亡、9人が行方不明となった他、全国で98人の死者・行方不明者が出ています。

2018年8月には、奈良県内で大きな被害を受けた十津川村、五條市、野迫村が合同で、奈良県内で活動する民間グループ「ドローン災害救援ブルーウインド」と協定を締結。災害時にドローンで撮影した写真提供を受けることを発表しました。