CCROV_SP 75Mについて
CCROV_SP 75Mを販売しているVxfly社は中国の水中ドローンメーカーです。CCROV_SP 75Mは水中を垂直、横にも移動することのできる水中ドローンで、様々な方向に動けるので、細かい動きが必要な水中点検にも対応できます。法人向けに特化しており、数多くある水中ドローンの中でも最小クラスのサイズであるため、さまざまな産業活用が期待されています。
また、細やかな動きができるだけでなく、水中の様子をしっかり記録できる4Kカメラが搭載されていて、リアルタイムトランスミッションですぐに映像を確認できます。水深100mまでの潜水を可能として、水中でのインフラ点検だけでなく普段見ることのできない水中の美しい映像を記録します。
この機種のオススメポイント
208×204×158のコンパクトなボディは水中ドローンの中でも最小クラスのサイズです。このコンパクトな機体は狭い部分の点検にも対応できるという強みがあります。また、地上でも持ち運びがしやすく、スーツケースやリュックに入れて持ち運べるので、ドローンによる水中点検をより一層行いやすくしてくれています。操作も簡単でマルチコプター型のドローンと同じようにスマートフォンのアプリでも操作が可能です。
搭載しているカメラは4K動画対応で連写、タイマーなどの撮影モードも備わっています。撮影している映像は720pのリアルタイム電送で見られるので、点検中に気になった箇所はその場で確認していけるというメリットがあります。
また、CCROV_SP 75M本体には水平方向に4個、垂直方向2個の計6個のスラスタを搭載しており、これによって前後左右、浮上潜航、旋回など様々な方向へ自由に動いて確認することも可能です。
バッテリー部分は外付けで、地上部分に設置しケーブルで配電しています。それによって長時間の運転が可能です。作業後のケーブル回収はスマートTDSという特別なテザー展開システムがあるので、スピーディかつ簡単に行なえます。
作動スペックとしては、駆動時間は1時間、最大スピードは1.0m/s、0度から40度までの温度での動作が可能です。
4Kカメラという高解像の撮影ができることやIP68高水準の防水力をもって100mの深さまで潜水できることによって、ダイバーが潜らなくても水中の様子を細やかに点検することを可能にしています。
ただ撮影するだけでなく、細かく移動して様々な角度からチェックできるため、ダムの点検など今後のインフラ点検にも大きく貢献できることでしょう。