PHANTOM 4 PRO Plus V2.0について
「PHANTOM 4 PRO」がさらに進化して登場したのが、今回ご紹介する「PHANTOM 4 PRO Plus V2.0」です。1インチ 20MPのExmor R CMOSセンサーを搭載したことで、コントラストを向上させ、ISOも12,800まで引き上げられました。
DJI GO 4内蔵の5.5インチ1080pディスプレイを送信機に搭載したことも注目です。そしてなんと、モバイル端末が不要となっており、フライト前の準備がより簡単になり、気軽に空撮を楽しめるように進化しています。
この機種のオススメポイント
①明るいディスプレイ
PHANTOM 4 PRO Plus V2.0は、5.5インチ1080pディスプレイを搭載したことにより、実に1000cd/㎡の彩度を実現しました。この数値は、従来のスマートデバイスの2倍の明るさです。例えば、直射日光の下でも、明るく鮮明な色で画面を確認でき、イメージに近い映像の表現に役立ちます。
②モバイル端末が不要
PHANTOM 4 PRO Plus V2.0は、ディスプレイに DJI GO 4 アプリが内蔵されているため、モバイル端末が不要です。優れた携帯性は、いつものフライトをよりアクティブに変えてくれるでしょう。
③センサーサイズの拡大
PHANTOM 4 PRO Plus V2.0は、1インチ 20MPのExmor R CMOSセンサーを採用しました。映像の質を大きく左右するのがセンサーのサイズであり、画素数より重要だと言われているほどです。今回搭載した1インチ 20MPのExmor R CMOSセンサーは、PHANTOM 4の1/2.3インチセンサーの実に4倍の大きさとなり、画質は飛躍的に向上しています。
④一瞬を逃さないシャッターとレンズ
ドローンの大きな魅力のひとつは、風景だけでなく、アクションシーンなどの動きの多い場面での撮影において、新しい視点をもたらしてくれることです。しかし、空撮用ドローンで、高速で動いている被写体を捉えるのは非常に難しいものでした。
その点、PHANTOM 4 PRO Plus V2.0は、メカニカルシャッターと大口径単焦点レンズを搭載したことで、高速飛行中や、高速で動く被写体の撮影時に、映像が歪むローリングシャッター現象を防ぎます。さらに、最大シャッタースピード1/8000sの電子シャッターを採用しているので、決定的瞬間を逃す心配もありません。