Spreading Wings S1000+について
Spreading Wings S1000+は、トイドローンから本格的空撮機まで、様々な製品を打ち出している大手ドローンメーカーDJIが開発したプロフェッショナルモデルです。8枚のマルチローターと低重心ジンバルで、力強く安定した飛行を行います。
用途に合わせたカメラを使用できるようにカメラは別売りになっており、最大積載量を増やして搭載できるカメラの種類の幅を広げています。本体自体は4,400gとやや重いですが、アームを折りたたむことができるので持ち運びがしやすい機体です。
この機種のオススメポイント
本格的なプロの空撮ができるSpreading Wings S1000+はパーツ一つ一つに様々な特長があり、強固かつ高い安定性を生み出しています。
まず、アームとランディングギアにはカーボンファイバーを使用しています。カーボンファイバーは軽くて丈夫なことが特徴で、これによって頑丈で軽い本体を実現させています。
各アームには、最速で40Aの電子スピードコントローラーを内蔵、4114プロモーターと高性能な1552フォールディングプロペラで力強さを増しています。
ペイロード最大積載量約10kgという力強さを持っており、CANON EOS-D5クラスのフル規格カメラを搭載することが可能です。最大積載量が大きいことで、カメラに加えてカメラジンバルなどの様々な機材も同時に搭載することもできます。
解像度の良いカメラを使用するだけでなく、ZENMUSEジンバルなどと合わせることで幅広いアングルとカメラモーションでの撮影を楽しめるのです。また、ジンバルブランケットにある特別設計のダンパーは高周波の振動を減少させて、映像の質をさらに高めてくれます。
もちろん機体の安全度も高く、V型8ローターを採用しています。8つのローターを使用することで、どれか一つにトラブルがあってもその他のローターで補い、安定した飛行を維持してくれるのです。これによって、墜落のリスクを減らすことができます。
折りたたみ式のアームは自動で行え、約5分で飛行準備は完了します。8度の反転と3度の傾斜というアームデザインで、安定性と回転時の柔軟性を向上させており、細やかなところまで安定性とパワーを求めた設計を行なっています。
このように、Spreading Wings S1000+は美しい空撮映像を撮影することを目的とした機体であると言えます。